**はじめに**

金型の品質と寿命は、一つ一つの部品精度に左右されます。中でも平面研削盤は、基準面創出の要となる不可欠な設備です。平面研削盤が加工する代表的な金型部品とその重要性をご紹介します。

 

**【板物部品の精密加工】**

■ **マスター板群の仕上げ**

– 上型・下型プレート:プレス機との設置面の平面度保証

– ストリッパープレート:材料押さえ面の均一性確保

– ダイプレート:成形・打抜き形状の基準面仕上げ

 

(加工ポイント:0.005mm以下の平面度とRa0.8μm以下の鏡面仕上げ)

 

**【機能部品の高精度加工】**

■ **コア部品の耐摩耗化**

– パンチ:肩部の直角精度と全長管理(±0.003mm)

– ダイインサート:刃物面の鏡面加工(Ra0.4μm)

– ガイドパーツ:摺動面の平行度確保

 

(熱処理後(HRC60以上)の硬質鋼材に対応可能)

■ **段付き面の同時研削**

– 段差付きパッドの高さ調整

– 複数の摺動面を一度で加工する差動研削

(加工例:0.02mmの薄肉部品でも反りなし加工を実現)

**【品質向上のための技術ポイント】**

  1. **磁気チャックの選定**

– 微細部品にはファインポール採用

– 薄物加工は真空チャックと併用

  1. **砥石の最適化**

– 一般鋼材:WA砥石(A46~60)

– 超硬合金:ダイヤモンド砥石(SD3000)

  1. **測定技術の融合**

– 加工中実測機能搭載機種の活用

– 三次元測定機との連携によるデータ管理

**おわりに**

当社では、生産能力をアップするために、HYFAIR精密製平面研削盤(±0.002mm精度保証)を新規2台導入し、日本企業向け金型部品の受託加工を強化しております。平面研削工程の適正化こそ、金型の高性能化とコスト削減への近道です。

 

 

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